
名前は葉がフキに似ているので。しかし、フキのような太い茎はない。

「藪蘭(やぶらん)」と名乗りながら「ラン科」ではなく「ユリ科」。
コウゾリは剃刀(かみそり)の刃の意。剃刀の代わりには…ならない。
「ガンクビソウ」の仲間。雁首(がんくび)とは煙管(きせる)のこと。

薄紫の「蔓(つる)」リンドウの花も可憐だが、秋の真っ赤な実は目立つ。
柚(ゆず)の香りがするので柚香菊(ユウガギク)…というより「優雅菊」?
図体は大きいのに、なぜか目立たないのは花の色が地味だから?
常緑の葉に白い斑があり、名前はこれをウズラの羽に見立てたもの。

「痛み取り」から「イタドリ」という名前がついたという説もあるが…。