02 オオイタヤメイゲツ

万葉を思わせる雅（みやび）な名前。葉の形や樹形も優美。

2014/12/02 オオモミジ

いわゆるヤマモミジは本種の他に日本海側のヤマモミジ、西日本のイロハモミジ。

葉の形はカエデ特有の切れ込みがなく『これでもカエデ？』と思わせる。

名前は天狗の持つ羽団扇（ワシ・タカの羽で作ったうちわ）に似ていることから。

実の形が千鳥に似ていることからチドリノキと呼ばれる。別名ヤマシバカエデ。

標高の高いところに自生するミネカエデと棲み分ける。

よく似ているハウチワカエデが紅色の花を付けるのに対して、こちらは淡黄色。

ウワミズザクラに似た穂状の花を付けることから別名ホザキカエデ。

名前は幹の肌が甜瓜（まくわうり）に似ていることから。

下記のウリハダカエデと似ている。園内では隣り合ったものが各所にある。