地衣類学習会~地衣類って何だろう?~を開催しました。
平成30年12月15日 9時から12時まで
講師は筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所 出川洋介先生をお招きしての学習会でした。 座学で1時間程度地衣類ってどんなものなもか についてお話いただきました。
○○○○○ゴケと言った名が付けられていて、一見すると蘚苔類のようにも見えますが、菌類と藻類が共生し、一つの体を作っている蘚苔類とは異なる生物?植物?だそうです。
一説には菌類は藻類に生活しやすい場・水などを与え、代わりに藻類が光合成でつくる炭水化物を得ていて共生関係のように見えるが、実は藻類は単独でも十分生きていけるのに菌類にうまく利用されていて割があわない?のではないかなど、ふしぎがいっぱいだそうです。
他の植物?生物と異なり、生育する場所がほとんど移動することがなく、いつまでもそこで生活しているそうです。
生育する場所も様々で、樹皮や岩の上、建物の壁面などあちこちで見られ、当日も様々な場所で地衣類を観察することができました。
フィールドでの観察時間2時間があっという間に過ぎてしまい、次回はもっとじっくりと腰を据えた観察会を企画したいと思います。